前原誠司経済財政相は、日本銀行が5日に開く金融政策決定会合に出席する考えを明らかにした。決定会合への閣僚の出席は2003年4月の竹中平蔵氏以来9年ぶり。前原氏は日銀に金融緩和をさらに強めるよう求めるとみられる。しかし、日銀の独立性を保つために政府側に議決権はなく、採決時には退席する。
引用 【政治】 「日銀は強力な金融緩和を」 前原氏、日銀決定会合出席へ この記事の続きを読む
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★橋下バブルに踊る懲りない“シロアリ”たち<あの竹中平蔵まで虎視眈々>
こりゃあ、橋下特需だ。表舞台から完全に消えていたメンメンが、「橋下ブレーン」を名乗るだけで、やたらとスポットライトを浴びている。その筆頭が、大阪市の特別顧問に就いた中田宏・前横浜市長(47)と山田宏・前杉並区長(54)だ。テレビの報道番組に出まくり、新聞や雑誌のインタビューを受けたりと引っ張りダコ。現職市長として地元・大阪で多忙の橋下に代わって、在京メディアで「船中八策」を解説して回り、「新しい政治基盤をつくるために働きたい」と鼻息が荒い。
橋下特需で仕事が増えているのは「維新政治塾」で講師を務めるという東国原英夫・前宮崎県知事(54)も同じ。ネット証券4社合同で3月に開催する講演会で「どげんかせんといかん」というお題で話をするが、講演会全体のテーマは「激動する世界を見すえた資産運用」。どげんして、この男が呼ばれたのか?
橋下に群がる“シロアリ”はゾロゾロ出てくる。小泉政権で閣僚も務めた竹中平蔵・慶大教授(60)と、経営コンサルタントの大前研一氏(69)も関係をアピールしている。「竹中氏も大前氏も、以前から橋下市長が教えを請う間柄です。橋下さんはああ見えて、目上の人への対応は謙虚で丁寧。竹中氏は『大都市の競争力強化は国の経済力を高める』と言って応援していますし、大前氏は『独裁者・橋下徹を肯定する』という論文を書いた。2人とも政界では昔の名前になりつつありますが、橋下氏にくっついて再登板を狙っているのでしょう」(事情通)
橋下との仲を触れ回って、東京・大阪・名古屋の3都構想を訴える大村秀章・愛知県知事(51)もシロアリだ。一県知事が上京したって通常は全く注目されないのに、橋下との仲介役ぶっているから「石原都知事と会談した」とか「亀井静香に会った」とニュースになる。
だが、過去から這い出たシロアリたちが、どれほどのものなのか。国民はよーく凝視した方がいい。
(日刊ゲンダイ2012年2月25日掲載)
http://news.infoseek.co.jp/article/28gendainet000165024