自民党の安倍晋三総裁が28日決めた党役員人事は総裁選での「論功行賞」が色濃い陣容となった。主要な役員には総裁選で安倍氏を支えた中心メンバーのほか石破茂幹事長らが起用されたが、勝ち組と負け組が明確となった。執行部は「安倍系」と「石破系」に二分され、今後の党のかじ取りに不安の種を残した格好だ。
引用 自民新体制は論功行賞の色合いが濃い人事となったこの記事の続きを読む
引用 自民新体制は論功行賞の色合いが濃い人事となったこの記事の続きを読む
近聞遠見:「おろすのが好きですね」=岩見隆夫<おろし> という言葉がメディアではやりだすと、政界は荒れる。周期的にやってくるから驚くにあたらないが、言葉の響きはよくない。野田おろし、谷垣おろし、が言われている。<おろし>と言うからには、野田佳彦首相や谷垣禎一自民党総裁を辞めさせようとする政敵、勢力がいるわけだが、そうなるとは限らない。最長老の中曽根康弘元首相は先日のテレビ番組で、「いま選挙をやれば自民党が勝って、谷垣君が首相になる可能性が強い。彼は批判もあるが、純粋でいい首相になると思うよ」と予測した。一方、<9月の総裁選で、谷垣の再選はゼロ>という報道もある。それまでに何が起きるか、流動的だ。首相自ら、「ボコボコやられてる」とぼやくのも珍しいが、野田の運命も定まらない。ところで、戦後、<おろし>が激しかったベスト3は(1)三木武夫(2)大平正芳(3)菅直人だろう。3人とも<おろし>の主力が党内だった点が共通している。よく粘り、三木は衆院選まで持ち込んで敗れ退陣、大平は急死、菅は刀折れた。だが、<おろし>もいろいろで、いまだに謎めいているケースもある。その一人が宮沢喜一元首相だ。93年6月、政治改革法案をめぐって内閣不信任案が可決、宮沢は直ちに衆院を解散するが、自民党は過半数割れに陥る。選挙の直前、小沢一郎、武村正義の両グループ五十数人が脱党したからで、自民党は223議席、改選前の勢力は維持していた。第2党の社会党はわずか70議席。だれもが宮沢政権は連立相手を探して続くとみていた。ところが退陣、さらに自民党の下野、55年体制崩壊と急展開である。数年後、宮沢に尋ねたことがある。「あの時、辞めることはなかったのではないか」「ぼくもそう思ってるんだ」「それが、なぜ……」「まあ、梶さん(梶山静六・当時幹事長)たちがやいのやいの言うもんだから」
梶山執行部がおろしにかかったという。何が狙いだったのか。3年前、宮沢の長女、ラフルアー・宮沢啓子にインタビューする機会があったが、父親の退陣に懐疑的で、こう語った。「父は辞めさせられるとは思っていなかったのではないでしょうか。(衆院選の)投票の結果が最終的に出ないうちに父は寝てしまったんですね。私は最後までテレビを見ていて、こんな時に寝てていいのかなと。メディアの方に、『勝ちはしなかったが負けではない』 と状況をコントロールすればいいのにと思いました。翌朝、『宮沢退陣か』っていう朝刊を見た時の父の顔を覚えています。『え、まさか』と『やられたかな』という感じが混じったような顔でした。そこらへんの裏話は何度聞いても、父は『うーん、むにゃむにゃ』であまり言わないけど、日本人て、<なっちゃった人>をおろすのが好きですね」政争嫌いの父に対する悔しさがにじんでいた。宮沢が断固政権維持で突っ張ればできたかもしれないが、後継総裁選びで自民党がモタモタしているうちに、政争好きの小沢一郎(当時新生党代表幹事)に政権を奪われてしまった。それ以来も、何度となく<おろし>の繰り返しだ。同じ戦敗国のドイツは8人の首相が戦後の国家運営に携わってきたが、日本は34人目の首相を狙ってまたも<おろし>が始まっている。この壮大なロスは国を危うくする。(敬称略)=毎週土曜日掲載==============岩見隆夫ホームページ http://mainichi.jp/select/seiji/iwami/
数々の「奇行」で知られる女性議員Xは、初当選後にストレスから食べまくって激太り。その後、ダイエットの成果が一瞬だけ出たが、いまやリバウンドで無残な限りだという。
ところが、本人は自覚がなく、ボタンが飛びそうなピチピチのジャケットを着たり、巨体の線がそのまま出るセクシー(?)なワンピースを着用したり…。周囲は目のやり場に困っている。
親しい男性議員は「Xには本当に参るよ。俺の前で前かがみになったりすると見えちゃうんだ。胸が…。ハァ…」と深いため息をもらす。
普通、男性は胸の谷間が見えると喜ぶものだけど、X議員はブラジャーを着用しておらず、見えるのが谷間ではなく、そのモノ全部だという。
「男性がムラムラするどころか困惑するなんて、一体、X議員はどんな『モノ』をお持ちなのかしら?」と私は思っちゃいました(激笑)。
最近、あちこちで「離党したい」と言いまくっているX議員だけど、政治家として一人前の口をたたく前に、女性としてふさわしい服装をすることをお勧めします。周囲の人々の精神的安定のためにも。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120314/plt1203140845000-n1.htm
自民党の林芳正政調会長代理(51)への批判が、党内外で高まっている。東日本大震災から1周年となる3月11日、天皇、皇后両陛下をお迎えして開催された政府主催の追悼式を欠席して、地元・山口県で国政報告会などを開いていたのだ。立食形式の会には、料理やお酒も出て、最後には「ガンバロー!」と全員で拳を突き上げていたという。「被災者・被災地軽視」「皇室軽視」といった声も出ている。政府主催の追悼式には約1200人が出席。発生時間の11日午後2時46分から1分間の黙祷が行われ、心臓のバイパス手術からまだ日の浅い天皇陛下がお言葉で、犠牲者に哀悼の意を表された。野田佳彦首相をはじめ、衆参両議長や最高裁長官、与野党国会議員、各国大使らも出席していたが、林氏は同日午後、山口県長門市と萩市で、国政報告会などを開いていた。長門市が正午から、萩市が追悼式と重なる午後3時からの開会。案内状にはこうあった。《林参議は自民党政調会長代理として党の重責を担われ、震災の復旧・復興対策をはじめ様々な分野で政府与党に対し政策提言を行われ、今や自民党の顔の一人として、日本国の為に日々、御活躍中です。先生の更なる飛躍を期し、ご激励いたしたく、林よしまさ参議を囲む会を開催させて頂く運びとなりました》どこにも、3月11日が、死者・行方不明者約2万人という甚大な被害を出した大震災の1周年とは書かれていない。招待状は後援会名だが、連絡先は「林事務所」となっていた。翌12日の読売新聞地域版には「林参院議員の萩後援会発足へ」「3区くら替えも視野」という記事が掲載。林氏が衆院山口3区(萩市、宇部市など)へのくら替え出馬を模索し、国政報告会で、萩市に後援会を立ち上げることが決まったというものだ。自民党閣僚経験者は「理解できない。3月11日は犠牲者の魂や被災者の悲しみと静かに寄り添うべき日であり、自民党では『追悼式に出席するように』と幹事長名の文書が出ていた。その日に選挙運動をするなど『被災者・被災地軽視』『皇室軽視』といわれても仕方ない」とあきれる。評論家の屋山太郎氏は「常識がない。リーダーとして大欠点だ」といい、こう続ける。「3月11日がどういう日かは、日本人ならば分かるはず。天皇陛下がご出席された追悼式を欠席して、地元で国政報告会など信じられない。林氏は財政政策には詳しいようだが、国家観や歴史観、先見性に欠ける。肝心なことが分かっていない。これが自民党幹部なのか。林氏には総裁や総理になる資格はない」政治評論家の森田実氏も「おかしい。国権の最高機関のメンバーならば追悼式を優先すべき。国政報告会をそのまま実行するなど考えられない。政治家として自覚が足らない」と語った。林氏はこうした批判をどう受け止めるのか。夕刊フジの取材に対し、林事務所は「当日の後援会行事は『祈、復興3・11東日本大震災 参議院議員 林芳正』ということで、参加者全員で黙祷をしております。後援会行事につきましては、年間スケジュールの中で、県下各地で開催しています」と文書でコメントしてきた。
▽3・11に林氏の後援会が開いた国政報告会の案内状
▽ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120319/plt1203191119001-n1.htm
腹話術の起源は、古代のエジプト、ギリシャにまでさかのぼるそうだ。司祭や予言者が、託宣とか奇跡を天から授かった声として伝えるための発声法として発達したという
▼20世紀に米国で人形を使ったショーが人気になるまでは、「秘伝の神業だった」と腹話術の入門書にある。現代の達人は、単に人形が話しているように見せるだけではなく、伴奏に乗り朗々と歌うテクニックも披露し、私たちを驚かせる
▼上演中、観客の視線は、腹話術師の口元にくぎ付けになる。唇がぴくりと動くことはないか、見詰める。まさかこんなところにも、目を皿のようにして他人の口の動きを観察する人たちがいようとは―
▼大阪府立高校で、卒業式の君が代斉唱の際、校長や教頭らが教職員の口元を監視し、歌っているかどうかをチェックしていた。約60人の教職員中3人の口が動いていないと割り出したというから、腹話術師も恐れる集中力。君が代の曲が流れている間、巣立ちゆく生徒一人一人の表情に温かく目を向ける暇などなかっただろう
▼「ルールを守らせるということは、こういうことですよ」。橋下徹大阪市長は監視を絶賛した。弁護士の資格を持つ校長は、学生時代からの友人だそうだ
▼もし、「口が動いていなかった」と校長室に呼ばれた人が、「腹話術だった」と主張したら、認められるか。弁護士さんに相談したい。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/357615.html
11日、都内や福島県内では原発反対を訴える集会やデモが相次いで行われた。
東京・日比谷公園で行われた集会では、約3万人が黙とうした後、音楽家の坂本龍一氏が「リスキーな方法で電気を作る必要はない」と自然エネルギーの活用を呼び掛けた。また、原発の再稼働反対を訴える団体の1万人超が日比谷周辺を行進した後、国会議事堂を“人間の鎖”で取り囲み、「脱原発社会を作るぞ」と気勢を上げた。
福島県郡山市の野球場でも集会に1万人超が参加。作家の大江健三郎さんが「原発に大事故が起これば、私たちは将来の人間から、人間らしい生活の場を奪うことになる」と訴えた。
東京電力本店(東京都千代田区)では、管理職以上の社員約150人が午後2時46分に黙とうをささげた。その後、西沢俊夫社長が福島第一原発からテレビモニターで、「今なお皆様に甚大なご迷惑をおかけしている」と謝罪した。
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120311-OYT1T00530.htm
岡田氏「国民の怒り既成政党に」早期解散論けん制
岡田副総理はBS朝日の番組に出演し、「今、解散したら国民の怒りは既成政党に向かう」と衆議院の早期解散を求める自民党など野党をけん制しました。
岡田副総理:「たとえば今、(衆議院を)解散すれば何が起きるか。国民の怒りは既成政党に向かいますよ。明らかに向かいます。何もしないで選挙ばかりやっていると」
岡田氏は、自民党が求めている消費税の増税法案の成立前の解散・総選挙について、「自民党のなかでも多数の意見ではないと思う」と述べて、早期の解散論をけん制しました。
また、「やるべきことをきちんとやりましょうと申し上げたい」とも述べて、消費税の増税を含む社会保障と税の一体改革について野党側に協議に応じるよう重ねて求めました。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220310012.html
モデル・タレントのローラが3月10日(2012年)、ツイッターで「ねえねえ、ローラ!今の政治家にたりないものはなんだと思う?僕はねー、わかんない!てへぺろ」というつぶやきに対し「愛と勇気だと思うんだ。」と返信した。
ローラのフォロワーからは「確かにそうだと思う... ローラさんイイ事言った」「ローラかっちょいい!」「全世界ローラ計画発動。きっとみんな幸せになる」などのコメントが寄せられている。
ソース:J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/tv/2012/03/10125044.html
ローラ (モデル) (RolaWorLD) - Twitter
https://twitter.com/#!/RolaWorLD/status/178303736186286080
橋下市長は「入れ墨職員は首、それが駄目なら入れ墨を消させろ」と述べたそうですが「入れ墨」きらいの私でも「それはないよ!」と言いたくなります。
市長の怒りはエスカレートして、「採用後の入れ墨はおかしい。あなた方の価値観は狂っている」とぶちまけ、「僕が市民に代わって、不適格の職員はどんどん分限免職にする」等と言うに至っては個人の価値観を公権力を使って強制するに等しく、民主国家の基本中の基本を無視した暴言です。
職員条例、教育条例、国歌起立条例や、組合の行き過ぎ是正を目的に行ったアンケートに賛成して来た橋下ファンの私ですが、この発言を許す訳には参りません。現行法では「入れ墨」は法的に問題ありません。入れ墨を理由に職員を懲罰に課したいなら、先ず入れ墨を非合法化すべきです。「公務員に入れ墨を許す国がどこにある」とも言われたそうですが、欧米では「入れ墨」をした警官や消防夫、軍人などはざらです。
余談になりますが、米国で連邦予算局長、労働長官、財務長官、国務長官を歴任したジョージ・ シュルツ氏は、母校プリンストン大学のシンボルである「虎」の入れ墨をお尻にしている事は有名な話です。
法律に疎い私ですが、この問題に関する限り、市長の言動は憲法が保障した国民の基本的人権への公権力による侵害としか思えません。又、条例で職員の「入れ墨」を禁止する事も、憲法第11-14条の障碍を乗り切れるかどうか、甚だ疑問です。
「入れ墨」問題の様な表現の自由に関連するものは、条例を含む公権力の圧力行使には馴染まず、教育、広報活動を通じて社会的通念を変えるしか道はありません。これを機会に、橋下市長に撤回して欲しい事が他にもあります。それは、職員に出したアンケートの内容と野村弁護士が出した廃棄理由です。余り重要には聞こえない「入れ墨」発言や「アンケートの質問内容」は、橋下市長の原点に関わる基本的問題で、「公権力乱用」に拘る重要問題です。「論理的かつ構造的に考える(クリテイカルシンキング)」能力に優れる橋下市長は、変化に即応して考え直せる能力もお持ちの筈です。是非反省して、これ等の言動を訂正して頂きたいものです。北村 隆司(以上、抜粋)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120307-00000306-agora-pol
★山本一太議員“話し合い解散”批判
自民党の山本一太参議院議員は、記者会見で、消費税率を引き上げるための法案の成立と絡めた、いわゆる話し合い解散について「自民党が野田総理大臣に救命ボートを出すのと同じだ」と批判し、民主党政権との対決姿勢を貫いて衆議院の解散・総選挙に追い込むべきだという考えを示しました。
この中で、自民党の山本一太参議院議員は、茂木政務調査会長が、いわゆる話し合い解散を念頭に消費税率を引き上げるための法案の成立に協力することもありうるという考えを示したことについて、「野田総理大臣が民主党内をまとめられるのかどうか分からない状況のなかで、言う必要はない。自民党が野田総理大臣に救命ボートを出すのと同じだ」と批判しました。
そのうえで、山本氏は「話し合い解散の可能性が高くなったような雰囲気があるが、全くそんなことはなく、できるはずがない。民主党政権を解散・総選挙に追い込むと言いながら、法案の成立を条件にバーターすることはあってはならない」と述べ、民主党政権との対決姿勢を貫いて衆議院の解散・総選挙に追い込むべきだという考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120305/k10013492531000.html
森永卓郎「2014年、消費税増税が日本に恐慌を引き起こす」
欧州経済危機の引き金となったギリシャの財政危機は、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)などによる約1300億ユーロの支援の見通しがつき、デフォルト(債務不履行)という最悪の結果は回避することとなった。はたして日本は対岸の火事なのだろうか。国の借金が1000兆円にも日本、その財政破綻の可能性について、経済アナリストの森永卓郎氏が予測する。
***
私は、日本は財政破綻ではなく、数年後に昭和恐慌と同じことが起きて“破綻状態”になることを懸念しています。恐慌型破綻の場合、貧乏人が犠牲になる一方で、金持ちは巨万の富を築けるんです。
かつての日本では、1923年に関東大震災が発生した後、27年に金融恐慌が起きて、29年に思い切り財政を引き締めて急激な円高にしました。その結果、30年に昭和恐慌に陥った。
そのときに起こったのは劇的な物価と資産価格の下落。失業率は20%を超え、大卒者でも就職先が全然なく、農産物価格も大暴落して農家が次々と娘を売りに出す事態になりました。
しかし、恐慌は金持ちにはものすごいチャンス。三菱や三井が財閥として巨額の資産を築いたのは昭和恐慌のときです。物価が大暴落すれば、二束三文で株や不動産を買い占められるわけです。
同時に労働市場が劇的に悪化するので、まるで奴隷のように人を使える。金持ちにとっては笑いが止まりませんが、その金持ちたちの幸福のツケが全部庶民に回ってきます。弱者から犠牲になるので、若者、女性、低学歴者、技術のない人、さらにパート、アルバイト、派遣社員などがやられる。
実は、以前にも政府のそんな思惑が見えたことがありました。95年に阪神・淡路大震災が起き、2年後に復興需要が切れた後に橋本龍太郎政権は消費税の引き上げ、医療費の本人負担増などで9兆円のデフレ政策をとった。その結果、以降14年間デフレが続き、株価も地価も約半額になり、日本の名目GDPは当時から約40兆円も下落。こんな国は世界中にありませんよ。
今回、引き金になるのは2014年の消費税アップ。増税が失敗するのは目に見えている。消費増税が強行されれば、早ければ14年中に恐慌になります。日本にも究極の格差社会が訪れるわけです。
民主党は小沢一郎さんの失脚とともに前原・野田グループが実権を握りましたが、彼らは弱肉強食政策。イギリスのサッチャー首相がフォークランド紛争のどさくさに紛れて福祉社会をぶっ壊したのと同じで、前原・野田グループは東日本大震災を機に一気に社会システムを作り直そうとたくらんでいるのではないかと思います。
■森永卓郎(もりなが・たくろう)
1957年、東京都生まれ。経済アナリスト。獨協大学経済学部教授。専門はマクロ経済学、労働経済など。『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)など著書多数
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/03/01/9953/
★米紙、「イスラエルは世界平和にとって脅威」
アメリカのロサンゼルス・タイムズが、「イスラエルは、世界平和を脅かす存在である」と報じました。ファールス通信の報道によりますと、ロサンゼルス・タイムズは25日土曜付けの記事において、「イスラエルは、核爆弾を保有することから、世界の平和にとって最大の脅威である」としています。
また、「仮に、イランが核爆弾を製造できたとしても、パレスチナや中東諸国においては、イスラエルの核ミサイルに対する懸念の方が大きい」としました。さらに、「肝心なのは、イランが核爆弾を製造する意向がないことを表明したのみならず、これまでに一度もイスラエルに対し、軍事攻撃を示唆していない一方で、イスラエルは逆に何度も、軍事攻撃を示唆してイランを脅迫し、しかも既に核爆弾を保有していることである」と報じています。
この問題に注目した場合、イランと、現に様々な措置により世界を危機や危害に陥れているイスラエルのいずれが、世界の平和にとってより脅威的といえるか、という疑問が浮上してきます。
国際弁護士で、政治アナリストでもあるフランクリン・ラム氏も、「アメリカは、イランに制裁を行使することで、イランのイスラム体制の転覆を狙っている」と語りました。また、25日土曜、プレスTVとのインタビューにおいて、「アメリカの情報アナリストらは、イランが核兵器の獲得を追求しているとは考えておらず、アメリカによる対イラン制裁は、イランの現体制の転覆を狙ったものであるとみている」と述べています。
イランラジオ http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=25914:2012-02-26-13-50-21&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116
民主党の前原誠司政調会長(49)が、自身の言動を「言うだけ番長」と表現した産経新聞の取材を拒否し、永田町をあぜんとさせる騒ぎとなっている。前原氏の「政治姿勢」や「器量」が問われるなか、同党の若手・中堅議員に、前原氏や一連の騒動に対する本音を聞いてみた。
まず、若手1人目は「前原氏は現場で苦労していない」といい、こう説明した。
「松下政経塾出身者に多いが、書類と報告と先入観で政治判断をしている面がある。だから現場を知る人間から、地に足が付いた強硬な反論を突き付けられると、負けてしまう。今回の騒動で、有権者が『自分も産経記者のように排除される』という感覚になれば、民主党は相当厳しい」
若手2人目は「次の選挙では勝てない」と覚悟しているためか、違う感想を言ってくれた。「言うだけ番長騒動は、民主党のマニフェストが現実と乖離(かいり)していた証拠のようなもの。前原氏は閣僚として実行しようとしたが、ムチャクチャな公約はやはり実現できなかった。本当の責任は、選挙目当てで、詐欺的マニフェストを作成した鳩山由紀夫元首相や小沢一郎元代表らにある」
そのうえで、「若手議員の多くはシラけている。小沢氏が『消費税増税反対』と叫ぶのも、ウンザリ気味だ。(再選をあきらめて)ひそかに再就職先を探している人も少なくない」と語った。
最後の中堅議員は「前原さんはかわいそうだ」といい、こう続けた。「閣僚や党執行部が政策の基本方針を示したら、所属議員や官僚は実現のために協力すべき。それが政権与党だ。
ところが、民主党はバラバラで、官僚も『政治主導』のためか指示待ちで何も助けない。これでは、マスコミの前で発言すれば、誰でも世論に追い込められる。前原さんはスケープゴートのようだ」ただ、最後にこう付け加えた。
「まあ、前原さんに自分の言動に反省と責任感が少しでもあれば、今回のような対応は取らなかったでしょう」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120228/plt1202281240002-n1.htm
★橋下バブルに踊る懲りない“シロアリ”たち<あの竹中平蔵まで虎視眈々>
こりゃあ、橋下特需だ。表舞台から完全に消えていたメンメンが、「橋下ブレーン」を名乗るだけで、やたらとスポットライトを浴びている。その筆頭が、大阪市の特別顧問に就いた中田宏・前横浜市長(47)と山田宏・前杉並区長(54)だ。テレビの報道番組に出まくり、新聞や雑誌のインタビューを受けたりと引っ張りダコ。現職市長として地元・大阪で多忙の橋下に代わって、在京メディアで「船中八策」を解説して回り、「新しい政治基盤をつくるために働きたい」と鼻息が荒い。
橋下特需で仕事が増えているのは「維新政治塾」で講師を務めるという東国原英夫・前宮崎県知事(54)も同じ。ネット証券4社合同で3月に開催する講演会で「どげんかせんといかん」というお題で話をするが、講演会全体のテーマは「激動する世界を見すえた資産運用」。どげんして、この男が呼ばれたのか?
橋下に群がる“シロアリ”はゾロゾロ出てくる。小泉政権で閣僚も務めた竹中平蔵・慶大教授(60)と、経営コンサルタントの大前研一氏(69)も関係をアピールしている。「竹中氏も大前氏も、以前から橋下市長が教えを請う間柄です。橋下さんはああ見えて、目上の人への対応は謙虚で丁寧。竹中氏は『大都市の競争力強化は国の経済力を高める』と言って応援していますし、大前氏は『独裁者・橋下徹を肯定する』という論文を書いた。2人とも政界では昔の名前になりつつありますが、橋下氏にくっついて再登板を狙っているのでしょう」(事情通)
橋下との仲を触れ回って、東京・大阪・名古屋の3都構想を訴える大村秀章・愛知県知事(51)もシロアリだ。一県知事が上京したって通常は全く注目されないのに、橋下との仲介役ぶっているから「石原都知事と会談した」とか「亀井静香に会った」とニュースになる。
だが、過去から這い出たシロアリたちが、どれほどのものなのか。国民はよーく凝視した方がいい。
(日刊ゲンダイ2012年2月25日掲載)
http://news.infoseek.co.jp/article/28gendainet000165024