hイラク北部のキルクーク、ティクリット、南部のナシリーヤ、バスラ、首都バグダッドなど11か所の検問所や市場の周辺で、車や道路脇に仕掛けられた爆弾が相次いで爆発。この日起きた一連の爆発で53人が死亡し、190人以上がけがをした。これまで犯行声明は出てないが、爆発が数時間の内に広い範囲で同時多発的に実行しており、警察は周到に準備された計画的なテロ事件とみている。背景には、マリキ首相を中心とするイスラム教シーア派のグループとフセイン政権時代に権力を握っていたスンニ派のグループの対立があるとみられ、宗派対立の再燃が懸念されている。この記事の続きを読む
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